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変形性股関節症
頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)とは首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。一般的には「肩こり」としても知られています。肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人(猫背・前かがみ)、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などが原因になります。

※日本整形外科学会「整形外科シリーズ 10」から画像を引用しております。
大腿骨頚部骨折
この骨折は脚の付け根に痛みがあり、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。骨粗鬆症で骨がもろくなった高齢者に多発することで有名ですが、本邦でも年間10数万人が受傷し、多くの方が骨折を契機に寝たきり、閉じこもりになってしまうので社会問題となっています。転倒・転落で発生しますが、骨粗鬆症がある場合、ちょっと脚を捻ったぐらいでも発生します。
変形性膝関節症
膝関節の軟骨がすり減り、膝の痛みと変形、関節に水がたまる進行性の疾患です。特に中高年の女性に多く、高齢者になるほど罹患率は高くなります。主な症状は初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、正座や階段の昇降が困難となり(中期)、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しています。また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。

※日本整形外科学会「整形外科シリーズ 3」から画像を引用しております。