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手・指の痛み
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主な疾患

ばね指(弾発指)

指の付け根で指を曲げる腱と腱が浮き上がらないように押さえている腱鞘の間(ベルトとベルト通しの関係に似ています。)で炎症が起こると、“腱鞘炎”になり腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。 朝方に症状が強く、日中は使っていると症状が軽減することも少なくありません。 進行するとばね現象が生じて“ばね指”となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じます。手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのも特徴です。糖尿病、リウマチ、透析患者にもよく発生します。母指(親指)、中指に多く、環指、小指、示指にもよくみられます。

ばね指

※日本整形外科学会「手外科シリーズ 3」から画像を引用しております。

ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)

母指を伸ばす働きをする腱(短母指伸筋腱)と母指を広げる働きをする腱(長母指外転筋腱)が手首の背側にある腱が通るトンネル(腱鞘)のところで生じる腱鞘炎で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、腫れます。母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。妊娠出産期の女性や更年期の女性に多く生じます。手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのが特徴です。

短母指伸筋腱、長母指外転筋腱、腱鞘

※日本整形外科学会「手外科シリーズ 2」から画像を引用しております。